小澄佳輝(仙台)のブログ

小澄佳輝です。あっぱれという言葉は良いものです。口に出すだけで気分が良い。

小澄佳輝とPC-AT互換機

こんにちは、小澄佳輝です。現在世界にあるウィンドウズが動くようなコンピューターというのはほぼPC/AT互換機の成れの果てと言って良いでしょう。PC/AT互換機と言うのは、IBMが開発したPC/ATと言うコンピューターの互換機、つまりそっくりさんと言うわけです。悪い言い方をすればパクリです。

つまり今世界にあるほとんどのコンピューターはIBMが開発したもののパクリのパクリのそのまたパクリといったような具合かもしれません。つまり長い年月の間にいろいろあって、コンピューターと言うものはそのようにして普及していったわけです。結果としてやっぱりコンピューターが安く各家庭に普及していったりしたのはこの辺の互換機と言うものの存在が大きかったのかもしれません。

PC/AT互換機のライバルとしては、かつてPC 98がありました。もっともこれは日本国内に限った話ですが。そしてPC 98の需要の低下や、シェアの低下に伴って販売していたNECもついにPC 98の製造を終了します。その後はPC 98エヌエックスと言う新しいシリーズのコンピューターの製造を始めました。しかしこれは限りなくPC/AT互換機そのものです。現代ではガラケーからスマホへの転換が話題になりましたが、それと同じようにパソコンの世界でもガラパゴスだったものが、世界標準へと変化していったと言う歴史があるのです。