小澄佳輝とトップガン

こんにちは、小澄佳輝です。トップガンって映画がありますよね。トップガンで出てくる戦闘機をご存知でしょうか。これはF-14トムキャットと言う戦闘機です。この戦闘機には長距離空対空ミサイルである、フェニックスミサイルを搭載することができます。

このミサイルは冷戦時代に、ソビエトの長距離戦略爆撃機をアウトレンジ攻撃するために開発された高性能なミサイルです。このミサイルには、アクティブレーダー誘導方式というのが採用されており、トムキャットの射撃管制システムと連携しながら目標を自動的に追尾して、攻撃することが可能になっています。

しかしこのミサイルは値段が非常に高く、あまりたくさん製造することができなかったようです。そしてトムキャット自体も可変翼を採用した複雑な構造を持つ戦闘機であり、その運用コストは値段が高くなってしまうと言う問題もありました。

ですから後継の戦闘機であるF/A-18ホーネットにその役割を譲る形になりました。しかし実はこのトムキャットは、アメリカ海軍で運用されていただけではなく、実はイラン空軍でも使用されていました。

そして現在でもその1部は飛行が可能であると言われており、現在でもイラン空軍の重要な戦力として活用されていると思われているのです。